謄写版画家・孔版画家・技術者(五十音順)

現役作家

飯牟礼こう(いいむれ・こう)

嘉部弘に師事。星野昭子・永嶋清輝と共に4人展・3人展を開催。元・日本椿協会副会長。

大場正男〔おおば・まさお〕

1928年生まれ。福岡県出身。1950年孔版画を始める。甃土会会員。同時に銅版画、リトグラフ、木版画等の技法を学ぶ。1969年以降、日本版画協会展をはじめ数々の団体展・個展に発表するほかヨーロッパを中心に作品を出展。1997年ペーパースクリーン版画作家による美術集団「甃の会」創設。2001年スウェーデンSKANSKA美術アカデミー客員教授。

大畑博嗣(おおはた・ひろつぐ)

甃土会会員。甃土会脱会後、毎年個展開催。独特の技法で知られる。

嘉部 弘(かべ・ひろし)

1926年生まれ。東京都出身。1969年以降、財団法人実務教育研究所孔版講座指導委員。「甃土会」会員。日本和紙孔版画作家連盟理事を経て、汎美術協会会員。はんの会顧問。

神﨑智子〔かんざき・ともこ〕

2006年、京都精華大学芸術学部版画専攻を卒業後、本格的に創作活動を開始。謄写版を用いた版画制作をメインに、国内外で多数作品を発表。美術館などワークショップを各地で開催。著書『10-48-謄写版のこれまで・これから-』(2019)刊行。詳しくはこちら

こみね ゆら

熊本県生まれ。東京芸術大学絵画科、同大学大学院修了。フランスに留
学して絵本、人形の仕事を始める。帰国後、フランスと日本の絵本や挿し絵の仕事を手がけている。『さくら子のたんじょう日』(作・宮川ひろ/童心社)で日本絵本大賞絵本賞を受賞。謄写版によるイラストに彩色(水彩)した小品も手がけている。東京在住。

さいとう みほこ

2004年 女子美術大学 美術研究科 版画領域 修了。在学中の2000年には 「kongde展~空地~」 ギャラリーニケ(杉並)を皮切りに個展で版画作品を発表。2010年 西表島 水中観光船「じゅごん号」キャラクターデザイン 採用、メディアファクトリー イラストエッセイ大賞 コピック賞 受賞。2015年 現代童画展 入選 新人賞受賞 (上野)。2016年 「現代童画展 受賞者作家展」出品 他、グループ展多数参加。近年、コロジオンを使った孔版画を制作。謄写版による孔版画にも挑んでいる。東京在住。

坂本秀童子〔さかもと・しゅうどうし〕

昭和32(1957)年 広島県生まれ。に移り住む。平成 7(1995)年 頃より独学で謄写印刷に取り組み始め、坂本謄写堂を徳島県牟岐町・出羽島にて開業。平成 9(1997)年 謄写印刷のミニコミ誌『謄写技法』創刊準備号を発行。翌年には1号を刊行し、以降、不定期ではあるが発行を続けている。
平成12(2000)年  鳴門市ドイツ館のプロジェクトに協力、板東俘虜収容所で制作された謄写印刷パンフレットの再現に携わる。平成18(2006)年 映画『バルトの楽園』、平成19(2007)年の映画『続・三丁目の夕日』、平成21(2006)年 NHK『わたしが子どもだったころ 三宅裕司の回』、平成28(2016)年の映画『海賊と呼ばれた男』のガリ版刷りの小道具としてチラシ・パンフレット・名刺など作成。その他、作品には、古書目録をはじめ雑誌、チラシ、ポスター、名刺、食堂メニュー、カレンダー等、様々な印刷物がある。

佐藤勝英〔さとう・かつひで〕

昭和40(1965)年、熊本県生まれ。長野県松本市の赤羽藤一郎に師事し、一年後に師が病没。以後は独学で研鑽を積む。孔版の神様と称された天才・草間京平の研究・開発した謄写印刷技術を第3代黒船工房主宰として、ふるさと阿蘇山麓の地で現代に伝える。 現存する第一級の謄写技術者。浮世絵の復刻工芸品を多く制作し、その技術の確かさとセンスの良さは類を見ない。その表現は精緻をきわめる。2016年の熊本地震の際は、復興支援頒布のチャリティー謄写版「浮世絵渋うちわ」を製作している。現在、滋賀県東近江市のガリ版伝承館近くに拠点を移し、制作活動の準備を行っている。

助田篤郎〔すけだ・あつお〕

1954年、福井県鯖江生まれ。地元の高校を卒業後、シルクスクリーン印刷発祥の地(岐阜県郡上八幡)にて基礎技術を学ぶ。
20才のとき、インド放浪の旅に出る。帰国後、靉嘔の刷り師、兄、憲亮の所で仕事としてのシルクスクリーンに携わる。
1980年、結婚を機に父、茂蔵の謄写印刷所(大阪謄写館)を手伝うこととなる。以後、父と共に野の花孔版画を制作。現在も謄写印刷を中心に個人の私家本、句集や歌集、あるいは自分史などを手掛け、孔版画制作もつづけている。動画はこちら

髙部晴市〔たかべ・せいいち〕

1950年、東京生まれ。1985、86年、日本イラストレーション銅賞。2001年スロヴァキア世界絵本原画展金のりんご賞。2010年、産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2013年、『あんちゃん』(童心社)で第19回日本絵本賞を受賞。
絵本は『やまのじぞうさん』(架空社)、『きんぎょのかいすいよく』(フレーベル館)、『うちのとうちゃんうちのねこ』(岩崎書店)、『サーカス』(講談社)、『たこちゃん』(さんこう社)、『トロトロトローリ』(教育画劇)、『おひさん』(くもん出版)など多数出版されている。また、子ども~成人向け雑誌等の表紙絵、挿絵としても多数の作品を制作されている。黄ボール紙とガリ版を素材に自由な発想で制作された作品は、レトロっぽさを感じる高部氏独特の世界を生み出しています。

玉村 塔〔たまむら・とう〕

1999年ファッッション ブランド.Fuller 設立。 その後、CLOAKROOMS設立し、スリッパにイラストレーターらが デザインしたPANTOUFLEを発表。 現在、70年代に姿を消したガリ版をもう一度見直そうと制作活動中。謄写堂・TOUSHADO主宰。東京在住。

遠山喜栄蔵(とおやま・きえぞう)

千葉県出身 甃土会会員。

冬澤未都彦(ふゆさわ みとひこ)

1952年、山形県生まれ。1980年頃より「カリグラフィー」ならぬ「ガリグラフィ」と自称し、手刻・手摺のガリ版(謄写版)により、字体やレイアウトはもちろん、製本にまでこだわった美しい本を生み出した。現在は、木口木版画家として活躍されている。

星野昭子(ほしの・あきこ)

嘉部弘に師事。飯牟礼こう・永嶋清輝と共に4人展・3人展を開催。

本間吉郎(ほんま・きちろう

1934年、新潟県新発田市生まれ。
1960年、若山八十氏を師事し孔版画を始める。同年、謄写印刷科講師となり以後謄写・孔版技術・孔版画・文字デザインレタリングを中心として指導する。1964年、孔版画家グループ「甃土会」に入会する。1965年、全国軽印刷文化展で謄写作品部門第1位金賞を受ける。
1974年からこれまでに30回に近い個展を精力的に開催された。
様々な孔版技術を駆使した詩情溢れる作品に定評がある。
1997年、ガリ版伝承館開館に際し、謄写版技術講習の指導、作品、絵画技法制作手順などの展示用・ビデオ用オリジナル資料を作成に関わった。 1998年には孔版画の技術書『和紙孔版画のすすめ―手技の温もりが生きる風景』を出版

松岡敏行(まつおか・としゆき)

山口県出身。甃土会会員。日本画を専門とする。土笛研究でも有名。「日本土の音の会」を創設。

水口菜津子〔みずくち・なつこ〕

2009年京都市立芸術大学美術研究科ビジュアルデザイン科修了。大学在学中の2005年に偶然出会ったガリ版との関わりの道のりをガリバントラベラーと名付け、多角的に現代のアートとしての可能性を探求。京都を拠点に各地で展覧会やワークショップの開催など、ジャンルを超え、多方面に広がっている。詳しくはこちら

水谷清照(みずたに・きよてる)

1924年生まれ。東京都出身。甃土会会員。社会通信教育近代孔版技術講座指導委員長。新協美術会委員。著書には『近代孔版技術講座 Ⅰ部、Ⅱ部』『同コロジオン版画コース』がある。個人誌『EP』を発行。

森田 睦〔もりた・むつみ〕

1935年、東京生まれ。日本美術家連盟会員。1950年謄写版を習い、1965年若山八十氏のすすめで孔版画研究グループ「甃土会」に入会する。1967年日本版画協会展をはじめ数々の団体展・個展に作品を発表。様々な孔版技術を駆使した独創的な作品は「ヨットシリーズ」をはじめ高い評価を得た。
1998年から水彩・水墨・書の作品による個展等を開催。現在、地元墨田区で主婦らを対象とした絵手紙サークル「描こう会」を主宰するほか、高齢者への美術指導ボランティアとして活躍されている。2019年には京都で孔版画等に個展を開催

孔版画愛好者の会

・十勝孔版画の会 (北海道帯広市)
・江別孔版画同好会 (北海道江別市)
・北海道ガリバン友の会 (北海道小樽市)
・宮城県孔版友の会 (宮城県仙台市)
・孔版茨城学友会 (茨城県那珂市)
はんの会 (東京都小平市) 
・東海三県孔友 (愛知県名古屋市)
・大羽根園孔版画同好会 (三重県菰野町)
・桑名孔版画アートの会 (三重県桑名市)
・広島県新孔版の会 (広島市)
・甃(いしだたみ)の会 (福岡県久留米市)

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