がりばん楽校(旧岡村邸・蒲生岡本町574)では、装い新たに謄写版画、孔版画作品、謄写版器材の販売コーナーがオープンしています。
取り扱い作品は、
坂本秀童子さん(徳島・坂本謄写堂)の謄写版作品や雑貨、助田茂蔵さん・篤郎さん(福井・大阪謄写館)の野の花シリーズなどの多色刷り孔版作品、安恒春一さん(福岡・版画家)のペーパースクリーン作品、神﨑智子さん(東京・10-48.net・版画家)の作品や雑貨、書籍、髙部晴市さん(東京・絵本作家・画家)の絵本原画、作品、雑貨、絵本、水口菜津子さん(京都・美術作家)の謄写版作品や雑貨のほか300点以上取り揃えています。
価格の目安として、絵葉書やレターセットなど、100円~1000円程度、多色刷り謄写版画、孔版画作品は1500円~5万円程度でお手頃価格のものから希少な作品まで、さまざまに取り揃えております。
またガリ版器材や謄写版関連の書籍や絵本、教本も販売しております。
ガリ版に関するものが取り揃えられた珍しいショップとなっております。ガリ版体験だけでなく、室内の見学だけでも可なので、ぜひ、気軽にお立ち寄りください!
小さなスペースですが、全国各地で活動する作家、物故作家の孔版作品、ガリ版刷り雑貨(絵葉書、一筆箋、便箋、トートバックなど)、全国でも珍しい謄写版、謄写版関連専門のショップです。
少数部の作品、雑貨も多く、1点ものの作品もあります。また、作家自身が最初のアイディアから最後の仕上げまで手作業で行っている雑貨も多くあります。実際手にとっていただき、ガリ版ならではの風合いをぜひ、感じてみてください。
神﨑智子さんのこだわりのトートバック。リピーターも多いそうです。
安恒春一さんのペーパースクリーン作品。カラフルで繊細な安恒さんの作品は、版画表現とは思えない立体的なインクの質感が様々に用いられています。写真ではわかりにくいですが、現物をよくご覧いただき、そのマチエールの魅力にも触れていただき、ぜひ、孔版画の世界を広げてみてください。
助田茂蔵さん、篤郎さんの野の花シリーズの謄写版画です。助田茂蔵さんの水彩画を、篤郎さんと親子二代で制作された謄写版の手技の極みとあたたかい手のぬくもりを感じる作品です。写真では伝えきれない繊細で美しい作品を、ぜひ、一度手にとってください。
額装された小品もいくつもあります。お気に入りの謄写版作品をご購入後、すぐに飾っていただけます。
鳴門市ドイツ館の収蔵品『板東俘虜収容所で催された音楽会や演劇の「板東プログラム」』を坂本秀童子さんが再現された作品も数種類取り扱っております。切り抜き技法という特殊な技法を突き止めて、駆使して再現されたプログラムは、坂本さんの再現により、手に取ることができます。作品数も限られているので、再現作品も大変貴重なものとなっております。
便箋、一筆箋、絵葉書なども、ガリ版は一度、製版印刷した版を保存して使うことがほとんど出来ないので、同じデザインのものでも微細に変わってきます。お手頃価格のものも多いので、ぜひ、ガリ版ならではの風合いをご自身で使いながら味わってみてください。
大きな看板が目印です。ガリ版伝承館が休館の日もオープンしている日もありますので、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください!