北九州市技の達人 岡部和慶氏の孔版画作品展がガリ版発祥の地、東近江市にあるガリ版伝承館にて、展覧会が開催されています。その後、その後、蒲生コミュニティセンターにも巡回いたします。初めて北九州市以外の地域で作品が展示される貴重な機会になっています。ぜひ、この機会にご高覧ください。詳細は事務局へお問い合わせください。
●ガリ版伝承館洋館1階 展示期間 1月18日〜3月30日
(開館:土・日 10時~16時30分・平日は予約のみ)
●蒲生コミュニティセンター 展示期間 4月2日〜5月10日
9時~22時・休館日:施設点検日など不定期
孔版家 岡部和慶(おかべ かずよし) (1927〜2010年)
福岡県八幡市に生まれ。孔版印刷を独学で学ぶ。謄写印刷業を営み、教育・行政機関、企業、商店向けに、はがき、チラシ、冊子等を緻密なものを制作してきた。
多色刷りの技術のみならず、立体製版、クレヨン画、還元法、モアレなど様々な技法を駆使し、写真、クレヨン画、水彩画風の作品に仕上げる。文字においては、楷書体、ゴシック体、明朝体で2、3ミリの文字で冊子を作る技術や、A3サイズ以上のポスターを作る技術を保有する。
ガリ版の指導者としても、高校、勤労青少年ホーム、公民館等で講師としても積極的に活動した。その技術と功績が認められ、2008(平成20)年、第5回「北九州技の達人」に認定、表彰を受けた。
2010(平成22)年 83才で逝去




ガリ版研究会のホームページより岡部和慶氏について紹介されていましたので、
以下にリンクを貼らせていただきました。ぜひ、併せてご覧いただけたら幸いです。